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マレーシア旅行|流しタクシーを使ったトラブル記

マレーシア旅行でタクシー移動は欠かせませんが、残念ながら流しのタクシーによるトラブルがとても多いです。マレーシアのタクシーの悪質さは有名ですが、実際どのような手口を使うのか、Millyの実体験をお伝えします。マレーシア初旅行の唯一の嫌な思い出はタクシードライバーとのトラブルでした。

流しタクシー ぼったくりよくある手口

初めてマレーシア旅行した時、夫とMillyは流しのタクシーで移動していました。街中でよく見るセダンタイプの赤白または黄色の車体のタクシーがそれです。こちらが観光客だとわかるや否や、なんだかニコニコ親切にしてくることがよくありました。そしてトラブルにまんまと引っかかってしまいました。
ちなみにマレーシアでよくある手口はこんな感じです↓

・メーターを止める
・メーターを隠す
・遠回りする
・わざと渋滞に突っ込んで時間を伸ばす(料金も増える)
・適当に理由をつけて割増料金をとる
・こちらが要求をのまないとキレて怒鳴りまくし立てる

これ全部やられました。ぼられたとしても、日本のタクシー代に比べたらすごく安いので、気前よく払ってしまえばお互い気持ちよく終われることだと思います。が!要求があまりにも理不尽だったり「日本人!取れるだけとったろー!」精神でこられると、無性に腹が立ってしまい、たくさん喧嘩しました。普段はマレーシア大好きな私も、タクシーの思い出だけはブラックな感情がわき上がってきます…

トラブル体験談 その1

まずマレーシア旅行初日。
駅からホテルまでのほんの5分の距離でしたが、キャリーバッグなど荷物が多いので流しのタクシーを捕まえました。こちらが観光客だとわかると、「荷物1つに付き追加料金がかかる」「夜8時以降は割増料金だ」「近い距離だから、自分(ドライバー自身)が駅まで戻ってくるための往復料金を払う必要がある(意味不明😶)」「スーツケースがトランクにおさまらなくてドアを半分開けたまま走るから追加料金がいる(じゃあ座席の上に乗せてくれ😶)」と、まぁ次から次へとよくそんな理由が思いつくなという感じで、お金をぼったくろうとしてきました。あまりにも理不尽だったのでそのタクシーには乗らず、ホテルに電話して迎えにきてもらうことにしました。ホテルの迎えが来るまでずっと付きまとい、荷物を奪って無理矢理タクシーに乗せようとしてきたのでとても不快でした。

観光客の少ないローカル駅でしたが、こういうところは複数のドライバーがタムロしていて、集団で圧力をかけてくることもあるので、女性の一人旅は気をつけた方がいいです…

トラブル体験談 その2

翌日。
ホテルのフロントで目的地までの値段を確認しタクシーを呼んでもらったのですが、ホテルの敷地を抜けた途端、ドライバーはしれっとタクシーのメーターをとめてしまいました。抗議しましたが、乗ってしまえばこっちのものとばかりに全く取り合ってもらえず。「あぁこれはやられた」と分かった瞬間でした。夫が目的地までのGoogle Mapを確認してみると、案の定、全然違う方に向かっていました。何度もルートと反対方向に向かっていくので指摘すると「こっちの道の方が近いんだ」と答えるだけで、Google Mapの予測時間はどんどん伸びていきます。そして、30分ほどで着くはずだったのに30分たってもぜんぜん目的地につく気配はなく、到着予測時間は初めの倍以上に。さすがにいい加減にしてほしいので「このGoogle Mapの通りに走ってほしい」とお願いすると、「そんなものでルートを確認してたのか!そんなことするなら降りろ」と逆ギレし初めました。こちらも腹が立っていたので、売り言葉に買い言葉で降りることにしました。その時点で、私たちはストレスと緊張でかなり消耗していました。

ちょうどその時、たまたま通りかかったエグゼクティブタクシーという青い車体のタクシーを捕まえる事ができました。このドライバーはとても良心的で、きちんとメーターを使い、こちらの道案内通りに走って目的地まで連れて行ってくれました。良いドライバーもいるんだと分かって少しホッとした瞬間でした。

悪い思い出がないのはこのドライバーだけです 笑

トラブル体験談 その3

さらに後日、最寄りのショッピングモールからホテルに戻るためタクシーを捕まえました。メーターでホテルまで走ってもらうようにお願いすると合意してくれました。10分弱のドライブで無事ホテルの敷地に入ったのでホッとしていると、ドライバーが突然車を止め「距離が近すぎるから、料金は倍だ」と言い出しました。ホテルのピックアップゾーンに行く手前で車を停車したので、この人は常習犯だなと分かりました。ピックアップゾーンには常駐のスタッフがいて、宿泊客のお出迎えをしてくれているので、そこまで行けば私たちも助けを求める事ができたはずです。ところがそのスタッフの目が届かないところでいきなり料金をぼったくろうとしてきました。話が違うと抗議しここで降りると言うと、なんと車の鍵をしめ、車を急発進させ、ホテルのピックアップゾーンをすごい勢いで通り過ぎ、そのまま元のショッピングモールまで戻るという暴挙に出ました。この時は腹が立つというより、「え、本気でそういうことするんだ」と呆然としました。ショッピングモールに着くと、メーターに表示された料金(本来の倍の値段)を要求してきたので、「あなたは本来の仕事をしていないのだから払う義務はない」とだけ言ってショッピングモールの中に入ると、もう追いかけてきませんでした。

後ろで何か叫んでたけど、それには負けない強さを身につけた…!

伝えたいこと

もちろん良心的に仕事をしているドライバーもいるはずです。

が!
マレーシアのタクシーの悪質さは東南アジアでも有名で、10倍の料金をふっかけられたと聞いてもそれほど驚かないです。ドライバーと大喧嘩している欧米人を見たことが何度かあるので、言語力の問題でもなさそうです。そもそも自分が理不尽なことを言っていると分かってふっかけてきているので、こちらの言い分がいかに道理にかなっているかという点では全く勝負できませんし、逆ギレして実力行使に出られたら、こちらはなす術もありません。それで、言い値を払って平和に済ませたい方以外は、観光客でもある程度、安全対策をしておいた方がいいと思います。

もし流しのタクシーを使う時は?

では、流しのタクシーを使う場合どんな対策が取れるでしょうか。

まず、乗り込む前にメーターがきちんと動いているか確認しましょう。メーターをタオルなどで隠しているタクシーもあるのでそのようなタクシーは避けたいです。そして、メーターで走ってくれるよう了解を取ることが絶対に必要です。もしルートがわかるのであれば、こちらの道案内で走ってほしいと伝えることもできます。

メーター制ではなく、交渉なら乗せてあげるという場合もあります。これ自体は禁止されていないことなので悪くはないですが、問題はこちらが相場がわからないということです。ドライバーの言い値は相場の数倍だと思って、交渉していいと思います。ただ、交渉の最中にドライバーが怒り出すようであれば、その後のトラブルを避けるためにも違うタクシーにしたほうがいいです。

ホテル、ショッピングモール等でタクシーチケットカウンターがある場合、それを使うことをおすすめします。少し追加料金が取られますが、カウンターの人が直接ドライバーに交渉し事前に料金を支払うので安心して利用できます。自分で交渉するのが嫌な人は、このシステムがおすすめです。

また、ゴールドの車体(プレミアムタクシー)または青い車体のタクシー(エグゼクティブタクシーは高級タクシーの部類で流しよりも少し割高になりますが、信頼度はこちらの方が高いように思います。高級と言っても初乗りRM6(160円ほど)とお安いので、もしこのタクシーを見つけたら私ならそちらを捕まえます。ただ、基本的に予約制で走っているタクシーなので、空車で捕まえることはなかなか難しいです。

これがエグゼクティブタクシー。青い車体が目印です。

ローカルがタクシーを使う時はどうしてる?

このタクシートラブルの話をマレーシア人の友だちに話すと、どうしてもっと早く言わなかったんだと怒られました。ローカルはよっぽどの事がないと流しのタクシーを使わないんだそう。そして、マレーシア必須アプリとしてGrab Taxiを教えてくれました。配車アプリです。日本でも最近Uberが有名になってきましたが、似たサービスを提供しています。これを使うようになってからは、5年以上トラブルに巻き込まれる事なく安心してタクシーを利用できています。観光客の方にもぜひ使ってほしいアプリなので、使い方を次の記事で詳しくお伝えします。

嫌な体験談を最後まで読んでくださりありがとうございました!

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