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マレーシアのかき氷 チェンドルの人気店に行ってみた

蝉の鳴き声、じりじりと照りつける太陽、花火大会、夏休み、そしてかき氷!
日本人として夏の風物詩の一つはかき氷です。大人も子どももみんなが大好きなかき氷、実はマレーシア人も大好きなんです。ソウルフードの一つであるチェンドル、その人気店をご紹介します。

PJエリアセクション17というところにあるKwong Wah Ais Kacangというお店です。

パンデミック前はもう少し小さいお店でしたが、その頃から行列していないタイミングはほぼないんじゃないかというぐらいの人気店でした。新聞に載りネットで人気になってからは、駐車場も足りず、お店に足を運んでも店にたどりつけず帰るしかない人もいたようです。数年前に近くに店舗を移しお店を大きくしてからは行列はずいぶんマシになりましたが、それでも多少待つ覚悟は必要です。食べ終わったら長居はさせてくれないので回転はかなり早いです。専用の駐車場はないので、近くのパーキングに止めるか路駐をするかになります。人気レストランが揃うエリアなので、路駐がすごいことになっています。

チェンドル(Cendol)とは

日本のかき氷とよく似ていますが、特徴的なのはトッピングです。チェンドルと呼ばれるゼリー、小豆、ココナッツミルク、グラマラッカと呼ばれる黒蜜がメインのトッピングになります。そこに他の豆類、スイートコーン、フルーツゼリーを乗せたものもありますが、王道はいたってシンプルです。

チェンドル

こちらがご紹介するお店のチェンドルです。緑色したむちっとしたゼリーがこのデザート名になっているチェンドルです。東南アジアで愛されるパンダンリーフというハーブと緑豆から作ったゼリーでツルッとした食感が面白いです。ほぼ味はなく、食感を楽しむという感じです。

余談ですがパンダンリーフはこれです↓庭付きの家なら各庭にかなりの確率で生えています。マレーシアではハーブの一種として重宝されます。インドカレーのハーブとして使う、お米の香り付けとして炊くときに一枚結んで窯に入れる、葉をミキサーでジュース状にして濾してカヤジャムやデザートの色つけ・香り付けに使う、マレーシアの国民的ドリンクである麦ジュースを煮込むときに一緒に煮込むetc…
マレーシアの食文化でパンダンリーフはなくてはならないものです。チェンドルの緑色もこのパンダンリーフから来ています。

小豆

チェンドルに欠かせないのが小豆です。この小豆の甘さ、食感はお店によってかなり異なります。Kwong Wah Ais Kacangは小豆がとろっとしていて氷によく絡み、甘すぎないのでくどくありません。砂糖は控えめで小豆の素材を活かした味です。黒蜜をかけるので小豆が甘すぎると途中で飽きてしまうのですが、このお店のは計算された甘さで最後まで美味しいです。

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ココナッツミルク

これが入ると一気に東南アジア感が増します。ココナッツミルク自体に砂糖のような甘さはないのですが、ココナッツの持つ優しい甘さと香りがたまりません。ここKwong Wah Ais Kacangは生搾りのココナッツミルクを使っているので、ミルクの新鮮さが感動するレベルです。パック詰めのココナッツミルクとは全く別物のおいしさがあります。ココナッツミルクが全てを包み込んで幸せいっぱいの味です。

グラマラッカ

これはマラッカ地方発祥の黒糖という意味の単語ですが、日本の沖縄の黒糖とほぼ同じだと思います。マレーシアではいろんなデザートにグラマラッカが使用されますが、濃厚で少し苦味があり栄養価も高い優れものです。これを煮詰めて作った黒糖蜜をたっぷりかければチェンドルの完成です。お店によってグラマラッカの濃厚さが違います。本場のマラッカ地方でチェンドルを食べた時、グラマラッカが脳を突き抜ける濃厚さで美味しさのあまり言葉を失ったのを覚えています。

 

 

ロケーション

マラッカまでは行けなくても、KLやPJエリアで美味しいチェンドルを食べられるお店はこちら。

Kwong Wah Ais Kacang

Pavilion, Taman OUGにも支店を出しています。

観光の際チェンドルのお店に迷ったらぜひここをお勧めします!

 

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