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ベトナムホーチミン|オーダーメイド服を作ってみた

今回はベトナムホーチミンから、オーダーメイド服のお店のご紹介です。

ベトナムは布製品大国で、日本のユニクロ商品もmade in Vietnamとなっているくらい縫製の技術が発達しています。ナイトマーケットや市場にいくと、お洋服が数百円〜の激安価格で売っていて、Millyも幾つか愛用していますが、クオリティーはなかなか良いと思います。そんなベトナムですが、今回の旅行の目的の一つは、オーダーメイド服作りです。

布をどうするか

さて、オーダーメイドしてもらうお店はもう決まっているのですが、生地はお店で購入 or 持ち込み の2パターンあるようです。今回は、ベトナムの布市場を偵察したかったので、好きな生地を前もって購入し持ち込むことにしました。

布を探してタンディン市場へ

布を手に入れるならここ!と友だちに連れて行ってもらったのは、タンディン市場です。室内マーケットで、通路は人1人なんとか歩けるくらいの広さで、所狭しと天井まで布が山積みにされています。息ができなくなりそうなほどの迫力と量に圧倒され、不覚にも気づいたら一枚も写真を撮っていませんでした。市場の雰囲気に興味がある方はぜひ下のGoogleマップの写真からのぞいてみてください😅(6000枚ほどの写真がアップされています…ファンの熱量も半端じゃないのか)

タンディン市場の中をぐるりとみて回ったのですが、どのお店も値段が書いておらず完全交渉制のようでした。すでに他の布屋さんでも見ていたのでおおよその予算は立てていたのですが、どのお店も提示される値段がかなり割高で、交渉下手の私にはなかなかハードルが高く感じました。ベトナム語を多少なりとも話せたら違ったのかもしれませんが、粘ってもそれほど値引きしてくれなさそうな様子だったので、心が折れて結局一枚も布は購入せずに終わりました。東南アジアの客ひきが平気で交渉大好き!という方はぜひチャレンジしてみてください。

市場の向かいの布屋さんへ

実は、タンディン市場から大通りを挟んだ向かいにも布屋さんが10件ほどずらっと立ち並んでいます。下の写真はタンディン市場を背にして撮ったものですが、写っているお店はほぼ全部布屋さんです。

友だちによると、布のクオリティもよく値段も良心的でおすすめとのことでした。一件ずつみて回りましたが、大体のお店が値段を表記してあるので安心感がありました。お店がたくさんありますが取り扱う生地の種類はあまりかぶっていないので、このお店が特にオススメというより、一件ずつまわって生地のクオリティと値段でピンとくるものを選ぶという感じで、とにかくオプションがたくさんあります。どこも店員さんは親切で、どんなものを作りたいか説明すると、何m買うといいか、どんな生地がおすすめか相談に乗ってくれました。ベトナム語を話すローカルも買い出しに来ていたので、信頼できるんだなという印象を持ちました。

気に入った布を手に入れる!

まず一番気に入ったのはこの深緑のタータンチェックです。光沢のあるコットン生地で1mあたり600円ほどで、贅沢にフレアがあるAラインワンピースが作りたいので3m購入しました。ちなみにTan Thaiというお店で購入しましたが、このお店はスーツやワイシャツの生地をメインに取り扱っていて、上質で西洋っぽい柄を多く取り揃えていました。

次はリネンです。ブルーはたくさん種類がありましたが、この色が気に入り2m手に入れました。mあたり500円です。裏地なしで行けそうな厚地です。

もう一つトップス用にブラックのリネンを1m購入しました。同じくmあたり500円

もう一つ、使い道は決めないままmあたり250円の生地も買いました。

購入した生地を手にいよいよテイラーさんに向かいます!

Mangrove|ついにテイラーさんへ行く!

今回お世話になったのはホーチミンの1区にあるMangroveというテイラーさんです。採寸・アドバイス担当のスタッフがなんと6ヶ国語を話せる方で、日本語でのコミュニケーションも全く問題なくとても心地よかったです。日本からの観光客、駐在員、香港、台湾からの観光客が多いそうです。

お店に入るとカラフルな布が並んでいます。アオザイ用のものからウールまでいろんな種類の生地があります。生地を持ち込まず、お店で選んでも楽しいと思います。スタッフの方がとても親切でセンスがよく、的確にアドバイスをしてくれます。コットン、リネンはあまりオプションがなかったので、持ち込んでよかったです。

オーダーの流れ

あらかじめどのようなデザインが良いかネットで見つけておいたので、その写真をスタッフの方にエアドロップし、細かい希望を伝えつつ採寸してもらいます。似合いそうなデザイン、長さ、飾りなど率直にアドバイスしてもらえるのでありがたいです。お店にはスタイルブックや見本となる洋服がたくさん展示してあるので、そこからアイデアをもらうこともできます。

一緒に行った友達はお気に入りの服を持ち込んで、ガラッと雰囲気の違う柄で同じデザインのスカートを作ってもらっていました。愛着のある服なら、着れなくなる前にもう一着作っておくのもいいアイデアだなと思いました。既製品のサイズ直しもしてもらえるそうです。

お値段ですが、ワンピース生地持ち込みで$30 / 生地をお店で購入で$35、トップス$20とのことでした。正直、気に入った布があるならこちらのお店で購入した方がお得です。とにかくこの値段でオーダーメイドができるなんてすごいです。日本では絶対考えられない値段です。

採寸に行ったのが木曜日の夕方でしたが、受け取りは最短で土曜日の夕方とのことでした。友だちが前もって予約してくれたので、最短で仕立ててもらうことができました。もし滞在の日程に余裕があるなら、前もってお願いしておけば途中で試着に行って修正してもらうこともできるようです。

ついに完成!

約束の土曜日うきうきでお店に戻りました。そして出来上がった服をみて感激しました。予想以上に素敵に出来上がっていました。

緑のタータンチェックはこんな感じに。白の肌触りの良い裏地もついて、希望通り大きくフレアをつけてくれました。

ブルーのリネンはこんなワンピースに。襟のデザインが気に入りました。

ブラックのリネンは1mだけだったので、これ以上のデザインはつけられないということでシンプルに。使い勝手が良さそうです。

この3着で$90でした。またホーチミンに来たら必ず戻ってこようと思いました。人生初のオーダーメイド服を手に入れ嬉しかったです。

 

ロケーション

このお店の店長さんに激推しされたバインミーのお店がとんでもなく美味しかったのでそちらもぜひご覧ください→ホーチミンでベトナム人がおすすめするバインミーが最高だった

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