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MM2Hの新条件発表!10月申請受付が開始!

2020年8月から凍結されていたMM2Hビサの見直しが終了し、新条件が発表されました。どんな変更があったのか、やはりマレーシアな感じがでていました。

MM2Hの再開は2021年10月から

・2021年10月から申請受付開始
・管轄は移民局
・オンラインシステムによる申請、参加者の管理
・MM2H参加者数に上限あり マレーシアの人口の1%まで

新条件は?

・犯罪歴なし
・年間90日以上マレーシアに滞在すること(35〜49歳の申請者)
・月RM40,000以上のOffshore income(マレーシア国外からの収入)
・マレーシアに固定普通預金RM100万
・RM150万以上の流動資産があることの証明
・カテゴリーは二つ 35〜49歳 / 50歳以上
・MM2Hパスは5年 条件を満たせば何回でも延長可
・パスの年間費用1人RM500
・パス発行に係る手数料 申請者本人RM5,000/ 家族RM2,500

さらに詳しく 旧条件とどう変わった?

1つずつ詳しくみていきます。

・犯罪歴なし
これは以前と同じですね。警察で無犯罪証明を取得します。

・年間90日以上マレーシアに滞在すること
旧条件では、マレーシア滞在義務はありませんでした。そのため、固定普通預金さえマレーシアに置いておけば、本人は日本に住んでいてもビザを保持できました。

新条件では、35〜49歳の申請者に滞在日数の条件がつきました。不動産、医療、保険、教育、飲食物、国内観光などの形で確実にマレーシアにお金を落として欲しいから、とのこと。

・月RM40,000以上のOffshore income(マレーシア国外からの収入)
これは金額面で大きな変更です。

旧条件では
月RM10,000 / 約25万円のマレーシア国外からの収入証明が必要でした。

新条件で一気に跳ね上がりました。
マレーシア国外からの収入が
毎月RM40,000 / 約100万円必要になります。

・マレーシアに固定普通預金RM100万
これも金額面で大きな変更です。

旧条件では
50歳未満はRM300,000 / 約750万円の固定普通預金
50歳以上 RM150,000 / 約375万円の固定普通預金
をマレーシアに作る必要がありました。

新条件では、年齢に関わりなく
RM100万/ 約2,500万円の固定普通預金
をマレーシアに作る必要があります。マレーシア政府は、十分な能力のある高所得者に来てほしいと願っているから、と説明しています。
預金の50%までは、不動産購入、医療、教育のため引き出すことができます。

・RM150万以上の流動資産があることの証明
これも変更点です。

旧条件では
50歳未満 RM500,000 / 約1,250万円の残高証明
50歳以上 RM350,000 / 約875万円の残高証明
を提出する必要がありました。

新条件では
RM150万 / 約3,750万円
の流動資産があることを証明する必要があります。

・カテゴリーは二つ 35〜49歳 / 50歳以上
これも変更点です。

旧条件では、どの年齢でも申請でき、50歳未満と50歳以上で申請条件が違いました。

新条件では、二つのカテゴリーに分けられ条件は統一されるようです。また、34歳以下は申請できなくなるようです。

・MM2Hパスは5年 条件を満たせば何回でも延長可
これも変更点です。

旧条件では10年のパスが発行され、その後も条件を満たせば延長ができました。10年という長期のビサが魅力でした。

新条件では、パスは5年になります。その後も条件を満たせば何度でも延長できます。

5年て短い…MalaysiaがMy Second Homeです感なくなっちゃった。

5年の更新ごとにめんどくさいドキュメント集めや手続き、支払いをしなきゃいけなくて、毎回却下される不安を抱えなきゃいけないなんて気が重すぎる〜

・パスの年間費用RM500
これも変更点です。

旧条件では
年間RM90、10年でRM900 / 約22,500円(1人)でした。

新条件では
年間RM500にはね上がります。5年でRM2,500 / 約62,500円です。

5年の延長ごとに、家族の人数分この金額を払わなきゃいけないのか 泣

・パス発行に係る手数料 申請者本人RM5,000/ 家族RM2,500 
これは新しい項目になります。以前は必要ありませんでした。

新条件では
申請者本人RM5,000 / 125,000円
配偶者、家族1人あたりRM2,500 / 62,500円
の手数料を支払う必要があります。MM2Hのサービス向上のため、と説明しています。

なんのサービスが向上するのか楽しみである…

すでにMM2Hビサを持っている人は?

すでにMM2Hプログラムに参加している人でビザの延長を希望する場合、新しい条件が適用されるようです。参加者が新しい要件を満たすため、1年ほどの猶予期間が与えられるとのこと。

プログラム参加中のパスポートの変更に伴うパスの更新については、パスの年間費用、手数料等説明されませんでした。

まとめ

新条件はマレーシア経済回復の一貫として設定されたと説明しています。「マレーシアにお金落としてねー🎉取れるところからお金取りますよー🎉」ということです。

もともとマレーシアのMM2Hビザは、他の国のリタイアメントビザに比ベて比較的条件が低く、それが人気の理由でもありました。今回の変更で、タイとフィリピンのリタイアメントビザを意識したそうですが、比べてみると、マレーシアの条件が飛び抜けて厳しいものになってしまいました。

この泣きたくなるほどの劇的変化がマレーシアっぽい

10年のビザが切れる時期が近い人たちがどれだけマレーシアに残ってくれるのか、新規でどれだけの申請者がいるのか、果たしてこの変更がどうでるのでしょうか。

これは2021年8月11日にHome Ministryから発表されたものをまとめた記事です。正式に文章で発表され次第、最新情報、リンクをアップしていきます。
8月12日現時点での最新情報になりますのでご了承ください。
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