こんにちは、Millyです😀
6/1からマレーシアがフルロックダウン(完全都市封鎖)になりました。
マレーシア政府は2週間ごとに
感染状況や病床使用率などを評価して
制限を延長するかを決定しています。
フルロックダウンが延長に
マレーシアの完全ロックダウンは2週間延長になり
今のところ6/28までとされています。
6/15付けでマレーシア政府がロックダウンの解除の詳細を発表しました。
4つの段階に分けて解除していくことになり
基準と予想時期はこのようになっています。
第一段階
これは現在のトータルロックダウンに当たります。
全ての経済活動、社会活動を停止しています。
ショッピングモール(中に入っている食料品店のみ営業可)、美容院、理髪店、家具店、洗車、書店、衣料品店、インターネットカフェ、玩具店、生花・園芸店、スポーツ、レクリエーション施設 などなど
生きるのに必須ではないセクターは閉鎖になっています。
おうち時間に何か始めよう!と思っても
不自由がたくさんあります。
食料品店はオープンしているのに
「カラー剤は生きるために必須でないので
陳列してあるけど買っちゃだめ!」
なんてこともニュースになっていました。
オンラインショッピングの人気がすごいね。
話を戻して、
5月末には1日の新規感染者数が1万人に届きそうな勢いで
インドの感染割合を抜いたと日本でもニュースになっていました。
累計感染者数の割合が人口50人に1人で
恐怖を感じるほど身近になっています。
トータルロックダウンのおかげか
現在は新規感染者が約5000人ほどになってきました。
政府はワクチン接種を急ピッチで進めています。
第二段階
期間は4週間です。
移行のための条件はこのようになっています。
・ICU病床使用率が妥当な程度に回復し、公衆衛生システムが危機的な状況ではなくなること
・人口の10%が2回のワクチン接種を完了していること
経済活動はまだ制限が課されますが
第一段階で許可されていたセクターにいくつかの分野が追加されます。
従業員の80%が就業可となります。
社会活動、州をまたぐ移動は引き続き禁止となります。
第三段階
移行のための条件はこのように発表されています。
・ICU病床使用率が十分に回復し、公衆衛生システムが安心できる状況になること
・人口の40%が2回のワクチン接種を完了していること
一部を除いて、全てのセクターの操業が許可され
第二段階と同様、80%の従業員の就業が可能になります。
ただし、クラスターを発生させる可能性の高い分野には制限が課されます。
教育、その他社会活動、スポーツ活動が段階的に許可され、
議会を開催することを約束するようです。
政府の予想では
第四段階
移行条件はこのようになっています。
・ICU病床使用率が十分に回復し、公衆衛生システムが安心な状況になること
・人口の60%が2回のワクチン接種を完了していること
全ての経済活動が許可され、より多くの社会活動が許可されます。
州をまたぐ旅行、国内旅行は許可されますが
SOP(政府が定めた活動のためのルール)を順守することが条件です。
政府の予想では早ければ10月末に基準に達するとされています。
ロックダウン解除はまだまだ先になりそう…
政府の予想では年内に解除できるということですが
Milly個人的にはそんな簡単にはいかないだろうなと思っています。
マレーシアのワクチン接種率は現在4.4%です。
政府はワクチンのための登録を呼びかけ続けていますが
今のところ52%しか進んでいないようなので
接種率が60%に到達するにはまだまだかかりそうです。
また、平均症例数が4000以下になり第二段階に移行したとしても
再び症例数が増えた場合は
第一段階に戻るのか
といった不確かな要素も残っています。
でも
現実として自粛疲れが
深刻な問題になっています。
Stay home
Stay safeで
なんとか抑えていきたいですね。