こんにちは、Millyです😀
マレーシアでは先月から3度目のロックダウンが始まったばかりでしたが
あまりにも急激に感染状況が悪化しているため
政府は2021年6月1日から14日まで
マレーシアをトータルロックダウンすることを決定しました。
トータルロックダウン(完全ロックダウン)とは…?
「トータルロックダウン」という表現は
マレーシアで初めて使われますが、
全ての社会活動・経済活動を止めてしまうことを意味しています。
これは今までのロックダウンの中で一番厳しいもので
かなり思い切った決定になります。
マレーシアの感染状況は…?
ここ最近マレーシアの感染状況は急激に悪化し
日本でも連日ニュースになっているように
感染割合はインドを抜きました。
新規感染者が9000人を超えた日もありました。
日本の人口で換算すると、1日に4万人弱が新規感染した事になるよ
もうすでに医療崩壊が起きているので
なんとか感染を抑えるためこうするしかなかったようです。
何が許可されて、何が罰則対象なのかは
政府のFacebookやTwitterで発表されています。
(なぜSNSで発表なの…?笑)
全部マレー語だよ。日本語で確認できる規制の詳細はこちら
在マレーシア日本大使館のHPにとびます〜
どんな規制があるの…?
一部許可される必要不可欠なサービス、業種以外は全て停止 or 在宅ワークになります。
生活保障は何もないので
在宅でできない種類の仕事に関しては
とても苦しい時期になることが予想されます。
また、娯楽施設は全て営業停止で
とにかくSTAY HOMEするよう呼びかけられていますが
フィジカルディスタンスを保てる限り
ジョギング、エクササイズは許可されます。
が、なぜかサイクリングはダメみたいです。
これは罰則対象ではありませんが、
夜8時以降の外出を控えること
公共の場にできるだけ子どもを連れて行かないこと
といった要請も出されています。
他にも、移動制限があります。
生活必需品の購入のための外出は
家から10km以内、車に乗っていいのは2人まで。
検問が800ヶ所以上はられるとのこと。
10km以上離れたところに暮らしている家族(夫婦であっても)
行き来することは許可されません。
現地はどんな状況…?
マレーシアの検問はかなり物々しいです。
警察と軍が銃を持ってバリケードをはります。
あれは何度見てもドキドキします。
去年の一度目のロックダウン中のこと
夫が10km以内のスーパーに行く途中
思わぬところに検問が…
(ロックダウン1回目にも同じ移動制限がありました)
しまったと思っても引き返すことができず
住所を証明するものを持っていなかったので
強制的にUターンさせられスーパーには辿り着けませんでした。
「家はすぐそこなんです
スーパーすぐそこだし
あのスーパーにしか売ってないものが欲しいんです!」
と夫はねばってくれたようですが
ダメでした。
生活必需品のための外出だったので
罰金の対象にはなりませんでしたが、なかなか厳しいです。
今回も不自由になることは誰もが予想できたので
トータルロックダウンの前日
どこもスーパーは長蛇の列だったそうです。
友だちから来たメッセージでは
「100人くらい並んでる!店に入れない」
と。
えー大丈夫なの、それ…
トータルロックダウンまでにそれほど猶予がなかったので
Panic Buyingになってしまったようです。
今回に限らず
毎回ロックダウンになるたび同じことが起きています。
政府は
「ロックダウン中も必需品の供給は十分にあるので安心して」
と呼びかけていますが
本当にスーパー空っぽになるので
焦ってしまうんですよね。
普段から毎回の買い物で
少しずつ保存できるもの、必需品を買い足して
ストックしておくことが大事だなと
改めて思いました。
なんとかこのロックダウンで
感染がおさまりますように…