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ボルネオの森で出会う|セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンター訪問記

マレーシアサバ州の東海岸に位置するサンダカンは、豊かな自然と野生動物の楽園です。中心地から30分ほど離れたところに位置するセピロック・オランウータン・リハビリテーションセンターでは、怪我や病気になったオランウータンを治療し、野生に帰る準備をさせています。世界中から観光客が訪れる有名観光スポットです。今回は、そんなセピロックの訪問記です。

センターの入り口

メインエントランスの奥右手にあるのがチケットカウンターですが、その前に注意事項がひとつ。施設内に鞄や飲食物の持ち込みは厳禁で、奥左手にあるロッカーに荷物を無料で預けることができます。


↑ロッカー

入場料
大人(外国人):RM30
子供(外国人):RM15
大人(マレーシア人):RM5
子供(マレーシア人):RM2

営業時間
9:00~12:00/ 14:00~16:00
金曜日:9:00~11:00/ 14:00~16:00


↑上この中にチケットセンターと施設入り口があります。

施設内は森の中の遊歩道になっていて、緑が生い茂る静かな空間が広がります。様々な鳥や虫がいるので、探しながら歩きました。日本によくいる虫の特大バージョンや、東南アジア特有種など発見できたらテンションが上がります。

オランウータンの食事タイム

遊歩道を5分ほど歩くと、Outdoor Nursery Buildingに到着します。
中はガラス張りの展望デッキになっていて、オランウータンをじっくり観察できるようになっています。

餌やりの時間が近づくと、オランウータンが元気いっぱい外に飛び出してきました。ロープを使って遊んだり、じゃれあったりする様子はとっても可愛く、何時間でも見ていられると思いました。動物ってこんなに楽しそうに遊び回るんだ、と新たな発見でした。

ここにいるのは、怪我や病気をした子や、親を失った子たちで、森に適応するための訓練を受けているそうです。時々おしめをした子もいるそうです。

餌やりが始まると、それぞれの性格の違いが観察できてとても面白いです。両手両足、口に持てるだけの餌を持っていく子もいれば、人から奪って食べる子、餌に全く興味がなく木の枝で遊び続ける子、人と分けっこしながら平和に食べる子、好き嫌いが激しい子、など気ままな姿がとてもかわいいです。

餌やりタイム
10:00/ 15:00
この時間に合わせて訪問することをお勧めします。

野生のオランウータンに会えるかも!?

遊歩道を進むと、野生のオランウータンが住んでいるジャングルに到着します。フィーディングタイムもありますが、なんせ野生なので餌によってくるとは限りません。本当に日によって状況が違うそうです。私が行った日は、40分ほど粘ってようやく、野生のオランウータンの親子を見ることができました。子どもがロープを使って遊ぶ姿はものすごく可愛くて、オランウータンにものすごく興味がわきました。

野生は警戒心が強いようで、近くに寄ってくることはありませんでしたが、距離を保ちつつ、姿を見せ続けてくれました。オランウータンがこんなに可愛いんだと初めて知りました。

サンベア保護センターも行ってみた

施設を出て向かいに、ボルネオ・サンベア・保護センターがあります。そちらにも立ち寄ってみました。入場料は別途必要です。

森林伐採などで傷ついたり親を亡くしたサンベアを保護し、リハビリ、野生復帰を目指す施設です。

サンベアはマレーグマとも呼ばれ、体長1-1.5mの世界最小のクマです。体は小さいですが、鳴き声の迫力はなかなかのものです。

こんなふうに森の中にサンベアが自由に歩きまわっています。

こちらの施設のお土産屋さんのは、可愛いアイテムが揃っていました。サンベアTシャツやマグカップが人気商品のようでした。

まとめ

世界中から観光客が集まるこちらの施設ですが、野生動物保護について深く学べると同時に、可愛らしい動物たちに癒される貴重な時間になりました。所要時間は、2時間ほどあれば十分楽しめます。サンダカンを訪れるなら、ぜひセピロックに足を運んでみてください!

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