こんにちは、Millyです😃
日本の免許証をマレーシアのものに書き換えてきたので、その備忘録です。
2024年8月の情報です。外交官パス、MM2Hパス、雇用パス、PRを取得している人は、日本の運転免許証をマレーシアのものに切り換えることができます。国際免許証を毎年取得する必要がない上に、身分証明書にもなるのでありがたいです。ただし、パンデミック以降、切り替えの人は初心者として2年しか取得できないというルールに変更されたので、初めは2年の有効期限になります。
流れとしては
②マレーシアのJPJ(道路交通局)へ必要書類を提出
③承認されたら再びJPJへ行き、支払いと免許証の受け取り
それぞれの手続きに時間がかかる上に、大使館もJPJも2回ずつ行く必要があります。では順番にご紹介して行きます。
日本大使館で日本の免許証の翻訳を取得
私たちが行った時は予約が必要でした。以下の大使館の公式サイトから予約します。(各種証明書の申請>日本の運転免許証の翻訳証明)
この際に必要な書類はこちら。
申請書は公式サイトからダウンロードしますが、日本語の翻訳がついているので書類作成はとても簡単です。夫婦で同時に申請する場合、1人が代表として全員分の必要書類を持参し大使館に行けば大丈夫です。書類を提出し、次の来館予約をとります。翻訳証明が出来上がる目安として『申請日を含め4業務日(閉館日は含まない)』 とされています。支払いは現金のみとなっています。
予約日に完成した翻訳証明を受け取りに行き、大使館での手続きは終了です。
マレーシアのJPJ(道路交通局)へ必要書類を提出
JPJへ行くにあたり、注意点が一つあります。
必要書類と書き方
②Application Form Exemption Application Method5 Appendix B-2
③パスポートの原本と顔写真ページのコピー
④パスポートのビザページのコピー
⑤日本の運転免許証の原本とコピー
⑥大使館発行の運転免許証の翻訳証明原本
⑦MM2Hの承認レターの原本とコピー
⑧顔写真
⑨手数料
これはJPJの公式サイトからダウンロードします。
こちらのページのピンクのPDFをクリックしダウンロード、印刷します。
マレー語しかないので、めんどくさいところです。ところどころわからないところがあったので空白にしましたが、受付のスタッフが適当に埋めてくれたので問題ありませんでした。以下の記入例のように、最低限記入していればオッケーでした。(記入例)
これも同じくJPJの公式サイトからダウンロードします。こちら
以下の記入例の赤字の部分だけ記入していけば大丈夫でした。2ページ目は、大使館発行の翻訳証明と同じ内容になるので参考にして埋めて行きます。
(記入例)
③パスポートの原本と顔写真ページのコピー
④パスポートのビザページのコピー
⑤日本の運転免許証の原本とコピー
⑦MM2Hの承認レターの原本とコピー
JPJ内の印刷所は混雑しがちなので、家でコピーをとっていかれることをお勧めします。
*ここで注意点がひとつ:ビザを取得後パスポートを更新した方は、新旧両方のパスポートのコピーが必要です。
⑧顔写真
これは2回目の時に必要となります。公式サイトによるとサイズは32×25 mmとありますが、正直多少の誤差はどうでもいいようです。夫の写真と私のものは1cm以上サイズが違いましたが、どちらもオッケーでした。背景が白というルールは絶対なようで、念押しされました。
⑨手数料
これも写真を同じく、1回目のJPJでは必要ありませんでした。RM140を次回払うんだよと教えてくれました。カード支払いのみとなっています。
いざJPJへ
予約は必要ありません。Shah AlamにあるセランゴールのJPJへ行きました。
正面にカウンターがありますが、そこは素通りして、後ろにある階段を目指します。
今回取得するのはライセンスP(Lesen P/ 初心者)なので、表示に従って上の階の6番の部屋に行きます。
↑これがオフィスです。この先は写真撮影禁止となっていたので、詳しい写真が撮れなかったのですが、オフィスに入ってすぐ右手にキオスクがあるので、そこのオフィサーに書類を渡し「Conversion (切り替え)」をしたいことを伝えると、番号札をくれます。
番号は放送でアナウンスされるはずなのでずっと待っていたのですが、30分くらい経ってから、キオスクのおじさんから名前を地声で叫んで呼び出されました。ビザ取得時の古いパスポートのコピーが必要だから、用意するようにとのことでした。それで指示された通り、一階の右奥にある印刷所に向かいました↓
これが結構時間がかかり、めんどくさかったです。
オフィスに戻りコピーをキオスクのオフィサーに渡すと、書類が全て揃ったことを確認し、番号が呼ばれるまで待つように指示されました。顔写真はまだいらない、と言われました。
オフィスがすごく寒いので、何度も外に出て体を溶かしながら待ちました。
それから待つこと2時間…
ついに番号が呼ばれたので、カウンターに向かいます。
じゃ今から申請するねー
2時間も待ったのに、申請はこれからなんかーい
申請用紙の隅っこにメールアドレスと電話番号を記入するように言われ、パソコンにカタカタと情報を入力し、ものの数分で申請業務終了。「5年くれない?」とごねてみましたが、答えは「No. P(初心者)しか無理」でした。そして、日本の免許証、パスポート、MM2H承認レターの原本と受付済みと書かれた書類が渡されます。承認されるとメールが届くので、この用紙と顔写真を持ってくるように言われました。写真の背景は絶対白だよと念押しされました。承認までに30〜90日かかるとのことでした。
1ヶ月と3ヶ月てえらい違いやなー
この日は全て終わったのが11時ごろでした。所要時間2時間半ほど。
承認を待つ
JPJのサイト内のこちらから、申請がどの段階まで進んだか確認できます。ここで入力するID noですが、パスポート番号の語尾にJPNがついたものなのでご注意ください。(受付用紙に書いてあります)Millyはパスポート番号を入力して「記録なし」と出て焦りました。
そしてついに申請から24日後…
「承認」とメールが届きました。思っていたより早かったです。免許証を受け取りに再びJPJへ向かいます。
③承認されたら再びJPJへ行き、支払いと免許証の受け取り
この日は朝9:30頃着きましたが、同じようにキオスクのおじさんのところにいくと、今回は番号札をくれず。
そこにあるQRコードをスキャンして番号札を取って
とのこと。入口すぐのホワイトボードにQRコードが貼ってありました。
JPJeQアプリの使い方
番号札を取得するのにこのアプリが必須になります。マレー語のみなので、外国人には使いにくいです。
カテゴリを選択するところですが、オレンジの部分をタップしPelbagaiを選択し、青いHantarをタップ。↓
(下の部分には、現在呼ばれている番号:2079/待ち人数:63人/待ち時間:126分と表示されています)
番号が呼ばれるのを待つ
ついに免許証を受け取る
はい、免許証できたよ。さよなら
本日の所要時間1時間。
あまりの速さに拍子抜けしました。本当はやればできるのがマレーシア。
顔が伸びて馬顔に印刷されていたのがちょっと嫌でしたが、マレーシアでの身分証明書を手に入れてテンションが上がりました。
ちゃんと規定サイズの写真を持って行ったMillyの顔は間延びして印刷されていたのに対し、規定より1cm以上大きなサイズを提出した夫の顔写真は綺麗に印刷されていたので、本当にサイズはどうでもいいんだなと思いました。
初心者なので免許証にPマークがついています。ということで、2年間車にも初心者マークを貼らなければいけないので、キオスクで購入しておきました。
以上マレーシアで免許を書き換えたお話でした。これから手続きをされる方のお役に立てば嬉しいです。